小児矯正
口の周りの筋肉と舌のトレーニングとトレーナー(マウスピース)を用いた矯正
お子様の歯並びは見た目で判断しないでください。
乳歯列がきれいでも永久歯に生え変わった途端、ガタガタという例がかなりあります。
舌の使い方や口の周りの筋肉の使い方が正しくないと、どんどんきれいな歯並びを悪くしていきます。
日々の生活習慣で、特に寝ている間、成長期のあごを圧迫していることにより、成長を阻害して、結果、歯並びを悪くしてしまうケースも多々あります。
また、永久歯が生え変わって前歯が揃っているからといって、安心しないでください。
舌を押し出す癖があると、いつまでたっても上下の歯がかみ合わなかったり、受け口になったりします。
前歯のかみ合わせが深すぎると、下あごの成長を止めて、将来、顎関節症になってしまったり、上下の歯が奥歯もすれ違ってかみ合わなくなったりします。
お子様のお口のお悩みは、まずは当院にご相談ください。
お顔とお口の中を見せていただくだけで、現在お子様に必要なアドバイスをさせていただきます。
小児矯正の進め方
本医院では、患者様1人1人に、応じたマウスピース(トレーナー)を選択し、
独自のプログラムを作製、提供致します。
また、トレーニング帳やチェックシートを活用し日々の変化を記録、
実感していただきながら進めてまいります。
独自のプログラムを作製、提供致します。
また、トレーニング帳やチェックシートを活用し日々の変化を記録、
実感していただきながら進めてまいります。
トレーニング開始前
トレーニング開始から4ヶ月経過
本医院で使用する、チェックシートとトレーニング帳
小児矯正のメリットデメリット
メリット
- 本医院の治療プログラムを正しく行えば、通常矯正が必要ないほどよくなる
- 最初は月に1度、慣れれば2~3ヶ月に一度の来院
- 通常矯正よりツラくなく、永久歯の抜歯をしない
- トレーニングと、日中1時間と寝ている間のトレーナー(マウスピース)装着で良い
- 顔の表情が良くなり、アレルギーなど全身症状軽減にもつながる
- 免疫力の向上により、風邪も引きにくくなる
- トレーニングは、矯正後の後戻りを防ぐ
デメリット
- お子様が装置を入れてくれないと治療が進まない
- 保護者の方の協力が不可欠
- トレーニングを毎日続けることが不可欠
呼吸方法、飲み込み方、発音の仕方も重要 - 装置は使い方を誤ると破損する恐れがあるので、注意が必要
- うつ伏せ寝、頬杖え、舌のいたずらなどの習慣があると、良い結果が得られない
Myobrace治療
Myobrace提携クリニックとは
子供達の不正咬合(乱れた歯並び)を早期に治療または予防するシステムを取り入れたクリニックです。不正咬合の原因となる口腔習癖(舌癖、間違った飲み込み方、口呼吸など)を治療することで、本来、お子様が持っている正しい歯並びを促します。 また、呼吸を改善する事で、歯並びだけでなく健康面においても大きなメリットがあります。
歯並びだけでなく、お顔や全身のお悩みも当院にご相談ください。
Myobraceトレーナーによる治療
4歳~12歳の子供さんに行う矯正治療で、個々の患者様に合わせたマウスピース型のMyobraceトレーナーを選択し、当医院独自のトレーニング方法を組み込み、歯並びを整えて行きます。 お子様の成長を利用して、出来るだけ歯を抜かない治療を行い、生涯にわたって良い歯並びを維持する事を目指しています。トレーナーの装着は、治療の一部として最も重要ですが、トレーナーを装着するだけでは治りません。
舌や口の周りの筋肉の間違った使い方を改善して、姿勢、発音、呼吸のトレーニングを実施することにより、トレーニングされた自分の筋肉が歯列を整えていきます。 鼻呼吸を確立することは、本来お子様が持っている顎の成長ときれいな歯並び、顔の好ましい発育を得るだけでなく、病気にかかりにくい身体を作ることができます。 月一回の来院のほか、ご自宅でのトレーニングを行って頂くことになります。
Myobraceクリニックの目的
成長期にある子供達の頭蓋顎顔面の正常な発育
- 正しい鼻呼吸の確立
- 舌の位置を是正(上顎)
- 正しい嚥下
- 正しい位置で口唇を閉じる
- ~姿勢も良くなり顎の成長も良くなります
治療のゴール
- 1.鼻呼吸
- 2.安静時口唇が閉じている
- 3.舌は口蓋に位置する
- 4.嚥下時に口唇の動きがない
- 5.歯がきれいに並んでいる
- 6.保定がいらない