7月30日 歯然の会の三谷寧先生の講習会に参加してきました
顎顔面口腔育成治療についてのお話でした。
これは、生理的な中顔面の成長を促し、気道の生理性を高めることを可能にする治療法です。
この治療を通して鼻閉や副鼻腔炎を改善され、鼻呼吸を促し、いびき、無呼吸症候群を予防して将来の全身の健康につなげて行く治療症例をたくさん見せて頂きました。
呼吸の大切さを改めて実感できました。
反対咬合(受け口) 上顎前突(出っ歯) 過蓋咬合・ガミースマイル、開咬、交叉咬合、叢生。
これらの不正咬合の原因は全て同じで、上顎の前方成長不足です。
上顎の成長不足により呼吸が苦しくなり、自然に前傾姿勢をとってしまいます。
これによりどんどん気道が狭くなり、苦しくなり低位舌、口呼吸が起こります。
今、姿勢の悪い子、まっすぐしようと思っても、苦しくて自然に悪くなってしまう子供さんが増えています。
当医院でも、バイオブロック療法を取り入れ、呼吸や姿勢にもアプローチをかけながらトレーナーというマウスピース型の装置を使いマイオブレース治療を行っております。
子供さんから大人の方まで、それぞれの患者様に応じた治療を提供しておりますので、まずはご相談ください。
これは、イギリスのDr. J. Mewによって提唱された中顔面の前方成長を促すオーソトロピクス(自然成長誘導法)の概念によるバイオブロック療法を元にしています。
先日、待ちに待ったイギリスのDr. J. Mewの訳本が届きました。